すみっコぐらし そらいろのまいにち

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じんわり温かい気持ちになれる~すみっコぐらし そらいろのまいにち(感想・レビュー)

今日のおすすめ本

絵本 すみっコぐらし そらいろのまいにち
よこみぞゆり

悩めるあなたに贈る、悩める「すみっコ」たちの温かな毎日

サンエックスの大人気キャラクター「すみっコぐらし」の絵本です。

私とどんべーくんは2019年には映画「とびだす絵本とひみつのコ」も見に行きまして、二人でびしょびしょになって泣きました。

そんな、すみっコぐらしファンのどんべーくんですが、「絵本が欲しいな~」と言っていたのを思い出し、たまたま書店で見かけたこちらの絵本をプレゼントしました。

すみっコぐらしの本は何冊かありましたがその中で「そらいろのまいにち」を選んだ理由は2つあります。

1つ目の理由は、お話がわかりやすいからです。メインキャラ5匹(って数え方でいいの?)それぞれに焦点を当てたお話になっていて、まず「ねこ」の話から始まって最後に「ぺんぎん?」の話で終わります。

だから、好きなキャラから読んでもいいし、もちろん初めから通して読んでもいいんです。気負わずに読めるところが気に入りました。

2つ目の理由は、サブキャラ的位置づけの「ぺんぎん(本物)」が出ていたからです。我が家のどんべーくんが大好きなキャラなので、気にいるかなと思って。

「とかげ(本物)」「えびふらいのしっぽ」など、いろいろなキャラが出てきます。メインキャラに焦点を当てているのでサブキャラがメインになるストーリーではないのですが、やっぱり好きなキャラが少しでも出てくるとうれしい!

メインキャラは内向き思考で、サブキャラは陽気なのが多いっていうのも、すみっコぐらしの面白いところの一つですね。

ぺんぎん?とあのキャラが対立?

なかよしのすみっコたちですが、いつも平和というわけではなくて、ぺんぎん?とあのキャラがすみっこをめぐってケンカします。

その後のぺんぎん?の思考は、私のようなすみっコ属性の人間には「わかるわこの気持ち・・・」という感じ。

ぺんぎん?の考えることは、小さい子どもには実感としてはわからないかもしれません。でも大きくなって同じようなことを考えた時、そういうえばぺんぎん?もそうだったな!って、気がつくかもしれないですね。

うんうん、わかる。あるよね、そういうこと。

「ねこ」「とんかつ」「とかげ」「しろくま」「ぺんぎん?」それぞれに個性があっておもしろいのですが、みんなちょっとした悩みを抱えているようです。

そんな彼らの悩みごとは「うんうん、わかる!」って思えるようなものばかりで、共感するところがたくさんあります。

応援するような感じとは少し違って、「いいんだよ。大丈夫だよ」って寄り添ってくれるようなところがいいなあと思いました。

すみっコぐらしの中でもちょっと攻めてるキャラなのかなと思ったのは「とかげ」ですね。正体を隠しているんですよ、本当は恐竜なのに(笑)見た目はかわいいから笑えるんですけど、正体を隠しているっていうのは、キャラ的には濃いと思いませんか?あなたの周りにそういう人がいると想像してみたら・・・。

一方、自分が何者なのかわからずに悩んでいる「ぺんぎん?」は大学生あたりに多いのではないかなと、勝手に思ってます。

まあ、私はどんな時でもずっと食べている「ねこ」なんですけどね。

すみっコぐらしが好きな全ての人におすすめ

大人も子どもも、男性も女性もそれ以外の方も、すみっコぐらしが好きな人におすすめ!

小学校1年生くらいから一人で読める絵本です。
文字はひらがなで主に書かれていて、ところどころに簡単な漢字が使われていますが、ふりがなが付いています。

幼児への読み聞かせにもおすすめです。うちはすみっコぐらし大好きな小4男子のどんべーくんのために買いました。

どんべーくんは感受性が強いので読むと泣いちゃう・・・。でも読後は幸せな気持ちになれます。

どんべー(ぼく)
ねこの「すみっこにいたくなるとき」っていうところが、一番おもしろい!

『絵本 すみっコぐらし そらいろのまいにち』の情報はこちら

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マペ(お母さん)

息子(どんべー)が小さい頃、1000冊以上読み聞かせをしました。せがまれて一冊を何度も読んだので、読み聞かせの回数は1万回を超えるのではないかと思います。最近は読み聞かせの機会も減ってしまい、ちょっとさみしいような楽になったような。

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