ひらがなばかりでよみにくい
乳幼児向けの絵本はひらがなやカタカナのみで書かれているものが多く、漢字を使い慣れている大人には意外と読みづらいんですよね。
それでも単語ごとに区切って書かれていたり、読みやすいように工夫されているものがほとんどなので、ゆっくり読めば問題ありません。いつも漢字で書いている言葉がひらがなで書かれていたり、カタカナで書く言葉がひらがなで書かれていたりと様々な本があります。小さな子に読んであげるものだから、親もゆったりした気持ちで読んであげたいですね。
読めない漢字があって焦る
これは、少し大きい子に本を読んであげる時や、新聞や雑誌などの大人向けに書かれたものを読んであげる時のあるあるです。
私は割と漢字は得意な方だと思っていましたが、子どもに読み聞かせをするようになって「世の中には知らない言葉がたくさんあるものだなあ」と気が付きました。
しかも、読んでいると突然出てくるんですよね、読めない字が。それまでスラスラ読んでいたのに、突然つまってしまうから、子どもにもバレます。ちょっと恥ずかしいけど、「読めないから調べるね」って言って調べています。大人でも知らないことあるんだよってことですね。親だからって何でも知ってるわけじゃない。それでいいと思っています。
子どもに言葉の意味を聞かれてもわからなくて困る
読めない漢字があれば、当然、意味のわからない言葉もたくさんあるというものです。私の場合は読めない漢字よりも、知らない言葉の方が出会う確率が高いかもしれません。
本当に、なぜこんなに無知なのかと自分でもあきれますが、かなりの頻度でわからない言葉を調べています。そしてすぐに忘れます。そしてまた調べます。ああ、そうだったなあと思い出します。しかしまた忘れます。あれ、この言葉なんだっけ?とぶつぶつ言いながら調べていると、息子のどんべー君が「それは〇〇じゃない?」と教えてくれます。もうそれで良いと思っています。
先日は、息子に「混沌(カオス)」の意味を教えましたが、小3には全くもって必要のない言葉です。仮に「今日の学活、カオスだった!」とか言われてもハァ?って感じだし。君は本当のカオスを知らんだろと。私もまだ知らないんですけどね。
ちなみに、碇シンジのイラストの「エヴァンゲリオン×ことば選び実用辞典 01」は類語を調べられる辞典です。単に碇シンジが好きなのでここに載せました。
ノリノリで読んでいるところを人に見られるのが恥ずかしい
本を読んであげているところを家族に見られたくない、という人もいるようですが、ノリノリで読んでいる自分を客観視してはいけません。恥ずかしさで泣きそうになります。本の世界に入り込んだまま、気持ちよく最後まで読み切ればいいのです。
親が楽しく読んでいる方が、子どももお話の世界に入り込みやすくなります。親子で読書を楽しむなら、自分のかっこよさなんてどうでも良いんですよ。かえって恥ずかしそうに読んでいる方が、周りで聞いている人も気まずく思うものです。
登場人物(動物)によって声色を変えたりすると、うちのどんべー君は喜びます。とくにかわいい動物をかわいい声で読むとケラケラ笑います。
エンドレスの「もう1回!」
1~2歳ころ、「もう1回!」がどんべー君のマイブームになっていました。同じ本を続けて10回以上読んだこともありました。さすがに疲れてしまって「もう疲れたよ~」と返事をすると、その反応がかえって面白いらしく、楽しそうに笑いながら「もう1回!」をまた言うのです。
読んであげる方も体力勝負。読み聞かせってこんなんだっけ?と思いつつも、出来る限りは読んであげるようにしていました。小3の今では「読んであげようか?」と言っても「ん~」と気のない返事をされてしまったり。
「もう1回!」と言う時のかわいらしい声は今でも心に残っていて、とても温かい気持ちになれる大切な思い出の一つです。