今日のおすすめ本
レゴレシピ いろんな車
ウォーレン・エルスモア(著)
小さい乗り物がたくさん載っているレゴの本
2017年に静岡市美術館で行われたデンマーク・デザインの展覧会に行ったときに、ミュージアムショップで購入した本です。その展覧会では、レゴ®ブロックの中で一番大きなレゴ®ソフトというのが用意されていて、子どもたちが遊ぶことが出来ました。そのため、ミュージアムショップにもレゴの本が並んでいたというわけです。と言っても、どこの書店でも手にはいる普通の本ですけどね。
さて、本の中身を紹介しましょう。この本はレゴで作った乗り物がたくさん載っていて、使うパーツや簡単な作り方が書かれています。完成品は小さなものでかわいらしくて見ていて楽しい!レゴに慣れた人ならすぐに出来上がってしまうくらいの小さな作品ばかりです。でもこの本を見て、小さな子が一人で作るのは難しいのです。
見本通りに完成させるにはパーツが足りない!
まず、うちにあるパーツでは足りません!基本的なパーツで出来ると、本には書いてありますが、たくさんレゴを持っている我が家でも、持っていないパーツがたくさんあります。色まで忠実に再現するとなると、これまたパーツが無いよ、と悩むことになります。
著者が言う通り、パーツがない場合は、持っているパーツで代用して工夫しながら作ることに・・・。これは小さな子にはなかなかハードルが高いです。親が一緒に取り組んで工夫すれば完成出来ますが、見本通りに作りたいタイプの人にはつらい結果になりそうです。
レゴのパーツの使い方などのヒントにはなるかも
とは言っても、全くこの本が役に立たなかったわけではなく、我が家のどんべーくんはこの本に載っているものを見て自分の作りたい作品に取り入れているようです。この本の使い方はおそらく、それが正解なのかなと。そもそもレゴの楽しみは、オリジナルのものを試行錯誤しながら完成させることにあると思うのです。見本通りに作ることが目的なら、この本を買うよりも、レゴシティ等のセットを買った方がいいです。
小さな子が一人で作るのは大変。親がレゴ好きならいいかも
小さなお子さんが一人で作れる本ではありません。ある程度レゴに慣れていて工夫して作れるタイプの子なら参考になるかもしれません。ただ、完成品は小さいものなので高度なテクニックが身につく本ではないので過度な期待はしないほうがいいです。
絵本的に眺めて終わる人も多い本だろうなあというのが率直な感想です。うちのどんべーくんもたまに開いて眺めては「トゥクトゥクかわいい~」って言って閉じます(笑)
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