こぐまちゃんのどろあそび

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がらとんがらとん~こぐまちゃんのどろあそび(感想・レビュー)

今日のおすすめ絵本

こぐまちゃんのどろあそび
森 比左志(著), わだ よしおみ(著), わかやま けん(イラスト)

はっきりした色合いで乳幼児におすすめ!こぐまちゃんシリーズの絵本

しろくまちゃんのほっとけーき」で有名な「こぐまちゃんシリーズ」の絵本です。

このシリーズは、太めの線画と鮮やかな色の組み合わせでとても見やすい絵本なので、淡い色が識別しにくい乳児にもおすすめです。お話の意味はまだわからないかもしれないけれど、絵を見て楽しめます。主人公の「こぐまちゃん」も「しろくまちゃん」もぬいぐるみのような感じです。

この本は一般的な絵本の体裁ですが、0歳児が手にとっても見やすい「はじめてのこぐまちゃん」という厚紙で作られているものもあるので、成長に合わせて選んであげるのもいいですね。うちの場合は、購入した絵本は、まあ破れてもいいやって思って、破れたら補修して読んでいました。お子さんが手を切ってしまうのが心配なら、乳児のうちは厚紙の絵本を選んであげると良いと思います。

子どもの世界でのさまざまな出来事がつまっている!

今回紹介する「こぐまちゃんのどろあそび」は表紙にトラックの絵が描かれているので、うちの息子のどんべー君のお気に入りの本でした。こぐまちゃんが、おかあさんに買ってもらったスコップをもってうれしそうにしている(絵は無表情な感じですが)ところから始まります。

この絵本には、子どもにとってよくある出来事がたくさん起こります。まず、一人遊び。こぐまちゃんが一人で夢中になって遊んでいるところへこぐまちゃんがやってきて、意地悪をしてしまいます。そしてケンカ、仲直りと話が進んで、最後は協力して大きな穴を掘って遊びます。

ページ数も文字量も少ない薄い絵本なのですが、その中に子どもたちが共感できることがたくさん詰まっていて、大好きなお気に入りの絵本です。

リズム感があって楽しい!読み聞かせにおすすめ

全体の文章の量はとても少ないですが、その分、こだわって言葉を選んで作られているんだなと思います。「こぐまちゃん」も「しろくまちゃん」が協力してあなを掘る場面では掛け声のようになっていたりして、読んでいて楽しい気持ちになれます。

うちのどんべー君が好きだったのは、おもちゃのダンプカーに土を乗せて運ぶ場面です。
「がらとん がらとん」という音がとても気に入ったようで、このページを何度も読んでほしいとせがまれました。リズムにのって読んでいると、子どもにも楽しさが伝わるんだろうなあ。

赤ちゃんへの読み聞かせや、幼児の一人読みに

絵が中心で文字が少ない絵本です。乳幼児への読み聞かせや、幼稚園くらいの文字を覚えたての子の一人読みにおすすめの本です。

鮮やかな色合いで、ストーリーも親しみやすいです。親子で一緒に絵を見て楽しみながら、こぐまちゃんたちのお話を読んでみてください。

どんべー(ぼく)
がらとんがらとん!

『こぐまちゃんのどろあそび』の情報はこちら

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マペ(お母さん)

息子(どんべー)が小さい頃、1000冊以上読み聞かせをしました。せがまれて一冊を何度も読んだので、読み聞かせの回数は1万回を超えるのではないかと思います。最近は読み聞かせの機会も減ってしまい、ちょっとさみしいような楽になったような。

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