こいぬがうまれるよ

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かわいい子犬はどうやってうまれるの?~こいぬがうまれるよ(感想・レビュー)

今日のおすすめ本

こいぬがうまれるよ(福音館の科学シリーズ)
ジョアンナ・コール(著), ジェローム・ウェクスラー(写真), つぼい いくみ(翻訳)

子犬の成長過程を写真の絵本で知ることが出来る

タイトルは「こいぬがうまれるよ」です。「うまれたよ」ではないことに注目!というのは大げさですが、子犬が生まれる前の、母犬のお腹が大きいところから話が始まっています。母犬が箱の中に入っていきんだり、子犬が生まれるまさにその瞬間の写真も収められています。

母犬が薄い袋を噛み切って子犬を出したり、ペロペロなめてあげたり、生まれた子犬のお世話をする様子がよくわかります。へその緒がついた子犬の写真も見られます。少しずつ成長していく子犬の様子は我が子と重なるものがあって、温かい気持ちになれる絵本です。

写真はモノクロだから刺激が強すぎなくてちょうどいい

動物とはいえ、出産の場面を写真で見るなんて・・・と思われるかもしれませんが、モノクロ写真なので小さな子がみても大丈夫です。その辺りはよく考えて作られた絵本だなと思いました。

表紙の写真はセピア色に加工されていますが、中の写真は普通のモノクロ写真です。

人と犬はどこが似ている?どこが違う?

犬は人と同じ哺乳類の仲間ですから、人間と似ているところもあります。でも違うところもたくさんあるので、この本を読みながら親子で話してみると動物への興味のきっかけになるかもしれません。

わが家のどんべー君は、生まれたときのことや赤ちゃんの頃の話をしてあげると、とてもうれしそうな顔をします。犬と人間の赤ちゃんのことを比べながら、この本が親子のふれあいのきっかけになったらいいですね。

幼児から小学校低学年の子の一人読みにおすすめ

ひらがなとカタカナだけで書かれています。一人で読むなら、動物に興味を持っている幼児や小学校低学年の子におすすめです。
乳児への読み聞かせにもいいと思います。犬のお話に合わせて、お子さんが生まれたときの様子を聞かせてあげたり、親子の会話のきっかけになる素敵な絵本です。

どんべー(ぼく)
ふくろに入っていてびっくりした!

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マペ(お母さん)

息子(どんべー)が小さい頃、1000冊以上読み聞かせをしました。せがまれて一冊を何度も読んだので、読み聞かせの回数は1万回を超えるのではないかと思います。最近は読み聞かせの機会も減ってしまい、ちょっとさみしいような楽になったような。

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