ハンバーグつくろうよ

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アッチとボンの駆け引きが楽しい~ハンバーグつくろうよ(感想・レビュー)

今日のおすすめ絵本

ハンバーグつくろうよ
角野 栄子(著), 佐々木 洋子(イラスト)

魔女の宅急便を書いた角野栄子さんのロングセラー作品

ジブリの映画でおなじみの「魔女の宅急便」を書いた、角野栄子さんの作品です。初版は1979年で、うちにあるのは私が小学生の時に買ってもらった1982年発行の第22刷です。カバーは捨ててしまって手元にないのですが、現在発売されてる本は、カバーが少し現代風のデザインになっているようです。今日現在のAmazonでの価格は972円となっていますが、私の手元にあるのは580円です!年月が経って、値段も変わりました。

それでも、佐々木洋子さんの挿絵は初版から変わらないのでうれしいです。いま見てもとてもかわいいし、アッチやボンのくるくる変わる表情や、エッちゃんの優しい顔が大好き。おばけのアッチのシリーズはとてもたくさん出ていて、現代まで続く人気シリーズ。ソッチやコッチもいるのですが、私がはじめに出会ったのがアッチだったので、やはりアッチにいちばん愛着があるのです。丸くてふわ~っとしていて、笑ったり怒ったり泣いたり、姿を消し何かしでかすこともあったり、表情豊かなところがいい。

おばけのアッチと、ねこのボンの駆け引きが楽しい

おばけのアッチがのらねこのボンに、ハンバーグの材料を分けてあげる場面があるのですが、その理由が「あまりいじわるをして、ボンがどろぼうねこになったら困るから」なのです。張り合っているんだか、仲が良いんだか…。ハンバーグづくりを巡ってお互いが気になってしかたがなくって、あれこれするところがまた笑えます。でもどちらもエッちゃんのことが大好きだというのは一緒です。

ハンバーグの作り方もわかって食育にもいいかも

このお話はところどころに歌が出てるくので、好きに節を付けて読むと楽しい読書タイムになりそうです。私もこの本は息子のどんべー君にも読み聞かせましたが、歌のところは適当に歌って読みました。卵を割るところとか、ハンバーグを作る時の作業が歌になっていたりして料理の楽しさが伝わります。

ハンバーグって、食卓に出てきて食べたらおいしいのはわかるけど、見た目だけではどんな料理なのかわからない。でも、この本を読んで、材料や作り方を知ったら料理に興味が出るかもしれませんね。表紙を開いたところに、「ハンバーグのたしざん」という絵が載っていて、その絵が好きで子どものころよく見ていたなあと懐かしくなりました。

字が大きくて読みやすい。小学校1・2年生向き

現在発売されてるものに書かれているかどうかわかりませんが、うちの本の裏表紙には「小学校1・2年生向き」と書いてあります。最近の子は字を早くに覚える子が多いし、漢字は小学校1年生レベルでほぼひらがなとカタカナで書かれているので、おませな年長さんなら読めそう。漢字にはふりがながついています。でもこの本は読み聞かせもおすすめです。歌のところをリズムよく親子で声を出して読んでも楽しいと思います。

絵本ほどではないですが、挿絵もたくさんあってとても読みやすい本です。絵本を卒業して児童文学への第一歩を踏み出すのに、ちょうどいい本だと思います。どちらかというと女の子が好きそうなお話ですが、男女問わず楽しめる内容の本だと思います。

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マペ(お母さん)

息子(どんべー)が小さい頃、1000冊以上読み聞かせをしました。せがまれて一冊を何度も読んだので、読み聞かせの回数は1万回を超えるのではないかと思います。最近は読み聞かせの機会も減ってしまい、ちょっとさみしいような楽になったような。

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